執筆者 川西合同事務所 司法書士田原一暁
現在、司法書士の報酬は自由化されており、どこの事務所に依頼しても同じではありません。
依頼者の方にとって、司法書士に依頼した場合にどれくらいの報酬が必要なのか?は、大きな関心事だと思います。
昔は、司法書士会が策定した報酬基準表が存在しており、司法書士の報酬額に大きなばらつきはありませんでした。現在は法務省や司法書士会は報酬基準を策定しておりません。ただし、昔の報酬基準表を参考に報酬額を決定している司法書士事務所は、現在も多いのではと私は思っております。(私の報酬基準は、昔の報酬基準表を参考にして作成しています)
そこで、日本司法書士連合会が2018年1月に「報酬アンケート」を実施しており、その結果がこちらです。報酬額には結構な差があることがわかります。
たまにですが、他の司法書士の費用見積もりの金額が適正かどうか?のお問い合わせをいただくことがあります。
司法書士を長年やってきての肌感覚で「高いな」または「安いな」と思うことは正直に言うと有ります。しかし、①報酬が自由化されていること、②事案により難易度、かかる手間が異なること、③事案の内容を全て把握していないこと、④他の司法書士の仕事のやり方、報酬についてとやかく言う立場にないこと等から、報酬額が高いか、安いかについてはお返事は控えさせていただくことになります。
いずれにしましても、よく説明を受け、ご納得の上でご依頼されることが大切だと思います。
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川西合同事務所 司法書士田原一暁